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駆け込みドクター 5月4日 動脈硬化を防ぐ長寿遺伝子 [動脈硬化]


駆け込みドクター!(2014年5月4日)では、
動脈硬化を防ぐ長寿遺伝子を持つ
ポルタトーリ」の存在に注目してましたね。

この「アポリポプロテインA-1ミラノ」という長寿遺伝子について
駆け込みドクターの放送をもとに解説します!


イタリア.jpg




ポルタトーリの動脈硬化を防ぐ遺伝子

イタリアのリモーネ村という、
レモンで有名な産地に住んでいる「ポルタトーリ」。

ポルタトーリの人々は驚くことに、
一般の人にはないある特殊な遺伝子を持っています。


その遺伝子こそ
アポリポプロテインA-1ミラノ
という長寿遺伝子なんですね!





「アポリポプロテインA-1ミラノ」とは?

アポリポプロテインA-1ミラノ」とは、
余分なコレステロールを回収する力が
普通の善玉コレステロールよりも
なんと3~5倍も高い長寿遺伝子
のことなんです。


つまりそれが何を意味するかというと…?
動脈硬化を防ぐ遺伝子ということ!!

この特殊な遺伝子を持つポルタトーリは、
血液中のコレステロールを消す力を持っているので、
まるで8~9歳の子どものような、
きれいな血管を持っているのが特徴の人たちです。


動脈硬化で悩んでいる患者さんにとっては、
とてもつもなくうらやましい遺伝子ですよね!?



この動脈硬化を防ぐ長寿遺伝子は、
1979年・今から35年前に、
イタリアのミラノで発見されたDNAとのこと。

健康診断で動脈硬化が発見された
男性の血液をきっかけにして、
この男性が住むリモーネ村の血液検査をしたところ、
動脈硬化を防ぐ遺伝子を持つ人=ポルタトーリが
38人も発見されたのが発端です。

現在のポルタトーリの数は約50人になるそうです。



そもそもなぜこの村には
動脈硬化を防ぐ遺伝子を持つ人が多いのかというと、
祖先の一人に動脈硬化を防ぐ遺伝子を持つ人がいたため、
この遺伝子が受け継がれているからなんだそうです。






悪玉・善玉コレステロールとは?

よく耳にするコレステロールという言葉。

なんとなくコレステロールと聞くと、
健康によくないイメージを持っている方が
多いのではないでしょうか?



そもそもコレステロールと呼ばれるものには、
悪玉コレステロール(LDL)善玉コレステロール(HDL)
の2種類があります。


悪玉コレステロール(LDLコレステロール)は、
体の組織に必要なコレステロールを配達してくれます。
食品では主に動物性脂肪に多く含まれています。


反対に善玉コレステロール(HDLコレステロール)は、
体内の不必要なコレステロールを回収することで、
動脈硬化を抑える作用があります。



これらの働きから、
余分なコレステロールが血管内にたまって詰まってしまうと、
細くなった血管のせいで血流がわるくなってしまい、
動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を引き起こす原因になります。

善玉コレステロール値が低い、
あるいは悪玉コレステロール値が高いと問題があるのは、
このためなんですね。



ちなみに善玉コレステロールの基準値は40以上
健康診断のあなたの結果はいくつだったか、
チェックしてみましょう。



またポルタトーリの人は、
動脈硬化を防ぐ遺伝子を持っていて
悪いコレステロールの多くをなくしてくれるから
肉や脂肪の多い食品なども気にせず、
食べられるんだそうですよ。


でも、動脈硬化を防ぐ遺伝子は
肥満を予防してくれるわけではない
ので、
好きなものばかりを食べれるわけではない、
と話していました。


肥満も防いでくれれば、
もはや現代人に必須の万能遺伝子!?
になりそうですよね(笑)




でもさまざまな危険な病気を招く
動脈硬化を防いでくれるわけですから、
ポルタトーリの方たちの遺伝子情報を基に、
動脈硬化を防ぐ新薬が開発されようと、
今現在も研究されているそうですよ!

近いうちに実用化まで進むといいですね♪





動脈硬化を防ぐ方法とは?

「アポリポプロテインA-1ミラノ」
(動脈硬化を防いでくれる遺伝子)
があればいいのですが、
持っていない私たちはどうしたらいいのかというと・・・?

動脈硬化を防ぐには、 バランスの良い食事や運動が大切!!



脂質異常症(高脂血症)や高血圧や糖尿病、
それから喫煙や高尿酸血症、肥満、
運動不足、ストレス、そして遺伝的な素因も
動脈硬化になったり進行させる原因になります。


これらの動脈硬化の原因は、
当てはまるものが多ければ多いほど、
動脈硬化の危険性がどんどんアップします!!


動脈硬化を予防するためにも、
そしてなってしまったら治療のためにも、
上述の当てはまる項目は
一つでも多くなくすことが重要になります。
※「Yahooヘルスケア」より参照




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善玉コレステロール(HDL)を増やす方法とは?

駆け込みドクターの医師もおっしゃっていましたが、
善玉コレステロールを増やすためには、
食事療法はもちろんですが、
運動療法がいいそうですね!!


例えばウォーキング(散歩)や軽いジョギングなど、
毎日続けることで中性脂肪が減って、
善玉コレステロールが増えるんだそうです!

運動は肥満防止にも、
高血圧や糖尿病の予防になりますからね。

とにかく今太って体重が多い人は、
張り切って初日からジョギングをしてしまうと
足首やひざの関節を痛めてしまうことがありますから、
ウォーキングから始めるのが個人的にもおすすめです。

例えば体重60キロの人が30分かけて2キロを歩くと、
消費カロリーは100キロカロリーになります。

【1日1万歩!!】
なんて言いますし、
本来このくらいは運動が必要なんでしょうが、
今まで運動をしなかった人が突然、
今日から何時間も歩いたり運動したりなんて無理な話ですよね(笑)


もし体重が多いのであれば、
それだけ動くだけでも大変だと思います。
わたしはだんだんでいいので、
運動量を増やすようにしていけばいいと思います。


身体が軽くなってくれば、
運動の楽しみもそのうちわいてくるでしょうし、
3日で続けられなくなるよりは、
例え1日10分でも30分でも
まったく運動しなかった日に比べれば上出来でしょう?


毎日運動することが大事なのですから、
毎日できる運動量・内容から初めてみてはどうでしょうか?




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あとは動脈硬化を防ぐ食事では、
青魚を中心とした食事がおすすめ!


これは青魚に多く含まれるEPAという成分が
動脈硬化の予防・改善にいいと言われているからです。

普段の食事でちょっと意識して
魚料理を食べるようにしてみてはいかがでしょうか?






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タグ:5月4日
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